皆さん、こんにちは。
環境デザイン研究室の井手です。
先日、遠賀川魚道改良事業でワークショップが行われましたので、ご報告をさせていただきます。

芦屋東小学校の6年生と一緒に多自然魚道に石並べを行いました。
国土交通省の方と研究室のメンバーが1班に1〜3名ほど付き、安全面に気を付けながら、作業を行いました。


子ども達は事前にどのように並べるか、考えており、班で話し合いながら、石並べをしました。
途中、子ども達は「流れが変わった!」や「渦を巻いてる!」と
卓上では体験できないことを目の前で知ることができ、楽しそうでした。


作業が一息、落ち着いた時に、魚道に水を流し、子ども達が置いた石によって、
水の流れがどのように変化したか、観察し、
「僕がこの流れを造った!」や「速い所と遅い所を造れた!」と喜ぶ声をたくさん聞くことができました。


そして、最後の仕上げとして、事前に国交省の方と大学生が捕まえた魚を小学生に渡し、どのような動きをするか、
観察をしましたが、魚の動きが速く、目で追うことができませんでした…
しかしながら、子ども達はそれでも普段できない体験をすることができ、楽しそうでした。


ケガもなく、無事に終えることができ、子ども達からは
「貴重な体験ができてとても嬉しかった!」、「また、やりたい!!」、
「大人になったら、また見に来たい」という嬉しい声を聞くことができました。


4年前から始動し、先輩から引き継いで、苦難もありながら、ようやく完成間近となりました。
このプロジェクトに関わることで計画の大変さを知り、
そして子ども達の笑顔を見ることができて、とても嬉しいです。
これからも気を引き締めて、このプロジェクトに関わっていきたいです。