昨日のM2中村くんが更新した記事の悪い流れを断ち切るべく,今日はD2石松がブログ更新を担当します。
『善は急げ』は世の常でございます。

5月の下旬,エコポチームの総大将中村くん,のりっく(M1高嶋),ほっぴ(B4堀田)がエコポのポスターを刷るために,僕が潜伏している1階のG-roomへやって来ました。
僕は,安価なヘッドフォンとイヤフォンの中間のようなものを耳に当てて音楽を聴きながら読書をしている最中でした。

彼らは,僕の背面のテーブルを取り囲むようにしてイスに腰掛け,ポスターが刷り上がるまでの空き時間を無駄にしないために,各自何やらごそごそとやっていました。
中村くんは,入社試験対策のため対義語・類義語の暗記をしていました。
のりっくは,大学院講義のレポートを仕上げていました。
ほっぴは,卒業研究に関する本を読んでいました。

10分くらい経過した後,中村くんの集中力が途切れてしまい,「ねぇ,きつくない?俺,早く卒業してぇ〜」と嘆き始めました。
のりっくとほっぴは集中していたから,中村くんの相手をする余裕などありませんでした。
しかし,中村くんの嘆きは止みません。
渋々といった声色で,ほっぴが「中村さん,卒業して社会人になった方が今よりもっときついんじゃないですか?」とやんわりと先輩を気遣いながら核心を突きました。
中村くんは呆気なく黙りこんでしまい,再び暗記をし始めました。

5分くらい経過した後,再び中村くんの集中力が途切れてしまい「ねぇ,血液型何型?」と2人に問いかけ始めました。
2人はその問いかけに全く応じようとしませんでした。
素晴らしい集中力でした。
すると中村くんが「俺,はあと型」とハートを象った両手を自分の左胸辺りでゆさゆささせながら笑顔で言いました。
2人は失笑していました。

完全に中村くんの集中力は,断絶してしまいました。
中村くんは2人が相手にしてくれないので,ついに僕の隣のイスに腰掛けました。
うわっ来たっ,と僕は思いました。
中村くんは「ガッツさん,亭主関白ですか?尻に敷かれる方ですか?」と問いかけてきました。
僕は読書を中断し,15秒くらい真剣に過去を振り返り「尻に敷かれる方だと思うよ」と応えました。
中村くんは「やっぱそれがいいっすよ,ガッツさん」と世の中の暗い出来事を全て包み込んで何処か遠くへ吹き飛ばしてくれそうな笑顔で言ってくれました。
その笑顔を見た途端,僕の集中力は風に吹かれたタンポポの綿毛のようにふわふわと散ってしまいました。
らんららららんら♪らんららららんら♪らんらんららららん♪(The CarpentersのSingより)

中村くんと僕の集中力は,この程度のものであり,明らかに修行不足です。
8月に,3泊4日の研究室旅行で徳島へ行くのですが,その間の1日だけ伊東林学スクール(校長:伊東啓太郎農学博士)が臨時開校します。
現時点で決定しているプログラムを紹介します。

マイナス2限目am3:30〜am5:00「アルコールと肝機能障害」担当:伊東校長
マイナス1限目am5:10〜am6:40「匍匐前進演習」担当:伊東校長
0限目am6:50〜am8:20「調理実習」担当:大村アウトドアアドバイザー(非常勤講師)
1限目以降協議中

中村くんと僕は入校して,人間性を根幹から叩き直してもらいます。
よろしくお願いします。
(更に流れが悪くなったな。。。)