こんにちは。
学部4年の倉原です。

先日、12月15日に福岡市の壱岐南小学校に行ってきました。
壱岐南小学校には環境研が企画から施工まで関わって出来たビオトープがあります。
私たちは、そのビオトープがあることによって、子供達にどのような影響を与えるのかの研究を行なっています。
また、小学校のカリキュラムである総合学習の時間を使って、ビオトープに関連する様々な学習を行なっています。
私たち、環境研のメンバーもその総合学習の内容を考えたり、時には授業をしたりします。
今回小学校に行ったのは、その授業のお手伝いをするためなんです。

今回の授業は、小学生が疑問に思っていることを大学生の私たちに質問するというものでした。
小学生はなかなか難しい質問をしてきます。例えば、
「ここ10年間の生物の数のデータを教えてください。」
「なぜビオトープが必要でしたか。」
「強い鳥・虫と弱い鳥・虫どっちもくることはできないんですか。」
中には、今私たちが研究の対象としている項目があったりします。小学生はそれらを調べて発表するというのですから、まさに、ミニ論文を書いているみたい。

私が小学生の時には、こんな授業はありませんでした。今でもこんな授業が行なわれている小学校は少ないでしょう。子供達はとても良い経験をしていると思います。

小学生はかわいいんですけど、自由奔放です。授業を1時間やるだけでも大変です。小学校の先生方の苦労、お察しします。でも、感想文とかを読むと、子供達はこんなにも学んでいるんだなぁって思います。あと何回かワークショップに関わるので、子供達の「学び」のためにがんばろうと思います。

写真は授業の風景です。