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こんにちは。
今日は、午前中は3年生のワークショップ、午後は6年生のワークショップと
少しハードな1日でした。
午前中の3年生の活動について、ご報告します。
子ども達は、①植物、②水中の生き物、③水中以外の生き物(トンボ等)の
3つのグループに分かれて、ビオトープの生き物を調べました。
大学生は、高橋、井手、宮口、マキシムが参加し、
「生きもの名人」として、生きものについてのクイズを出題したり、
子ども達からの質問に答えたりしました。
ワークショップ中に、
『「あっかんべぇ」の名前って何ですか?』
子どもたちが、私達大学生に尋ねてきました。
みなさん、「あっかんべぇ」って何だと思いますか?
「あっかんべぇ」とは、ハルジオンという植物です。
ハルジオンの花をつぶすと、「あっかんべぇ」をしているように見えるために、
子ども達はそう呼んでいるようです。
植物を使った遊びが、そのまま植物の名前になっているのは、おもしろいですね。
下の写真は何をしていると思いますか?
なんと、子ども達は、シロツメクサの長さを自分の体を使って測っているんです。
「シロツメクサは、腕の長さ」
「タンポポは中指、セリは親指」
と一生懸命測っていました。ビオトープの中では、自分の体がものさしですね!
一方で、ゲンゴロウを捕まえた子ども達に
「なぜビオトープに生き物がいると思う?」
と、生きもの名人が質問すると、
「えさがあるから!」
「卵が産みやすいから!」
と答えていました。
生きものが生息できる理由もしっかり考えることができています。
さてさて、3年生は、調べ学習の後、ビオトープの生きもの図鑑を作成していきます。
ビオトープでの植物遊びや、体で測った植物の大きさを図鑑に入れると、
壱岐南ビオトープ独自の生きもの図鑑ができますね。
これからの活動がすごく楽しみです。
また、ご報告します。お楽しみに〜!!
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7月5日(木)の6年生ワークショップの様子です。
子ども達は、毎回泥だらけになって一生懸命取り組んでいます。
私がこのワークショップを通して感じていることは、
子ども達に伝える際、言葉でしっかり伝え、そして体験をさせることが重要だということです。
まず子ども達には、「自然の仕組みと大切さ」や「自然と人との共生」について、言葉で伝えました。
そして、その後ビオトープに入り、体験することで、子ども達は、その事を、身をもって理解してくれているように感じています。
子ども達は、
「毎年私達が手入れしてあげないと生き物が死んでしまうよ!」
「ホタルやメダカだけでなく、カエルも住めるようにした方がいい!」
とビオトープの中に入って、見て、触れたからこそ感じたことを、伝えてきてくれます。
この時は、少しでもこども達に伝わっていることを実感でき、本当に本当に嬉しかったです。
なにより不思議なことは、教室で学ぶよりも、ビオトープの中に入り、泥まみれになって作業をしている時の方が、
子ども達は楽しそうに活動し、そして自分の意見やアイデアをしっかり発言するようになったことです。
自然には、そんな力もあるのかもしれませんね。
さぁ次は、ホタルの産卵場所である苔を生息させるために、石垣をつくる活動です!
また報告させて頂きます!お楽しみにっ!!
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こんにちは。
B4の宮口です。
今回は6/28(木)に行われた、壱岐南小学校ワークショップについて報告します!
晴天のもと、6年生とホタルの棲みやすい環境作りを行いました。
今回で作業は5回目ですが、石垣作りや中の島作り、草むしり、河道の掘削・拡幅など、
大分進んで形になってきました。
27日(水)に研究室のメンバーで直方の竹林から竹を調達したため、
枝の部分を利用して、中の島の囲いを作っています。
子供たちは最初の作業の時は、水に触れたり泥がつくのを嫌がり、
先生や大学生の指示待ちで、積極的ではありませんでした・・・
しかし、作業が進むにつれて、誰かに指示されなくても、積極的に
活動を行うようになり、今回は自分たちでアイデアを出し合い、
ホタルが棲みやすい環境について試行錯誤しています。
来週で作業は最後ですが、子供たちと協力して
よりよいビオトープを作っていきます!
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皆さん、こんにちは。
環境デザイン研究室の井手です。
本日は天籟寺小学校とワークショップを行いましたので、ご報告させていただきます。
今回は6年生を対象に現在は放置されている花壇のリニューアル案を検討してもらうために、
初めに現地で見学を行い、その後教室に戻り作業を行いました。
第一部では現地で現在の花壇の問題点を記入してもらいました。
小学生は花壇の形や場所、現在植生している草花などについて記入しており、
わからない点や疑問に思ったことを大学生に相談していました。
また、問題点を改善する案を考え、その案を大学生に説明する生徒もいました。
「池の中に花壇を沈めて、水生生物の棲む場所を作る!!」
といった、大胆な発想が出ていました。
その後、教室に戻り、各自で考えた案を班の中で共有しました。
・どの場所に花壇を置いた方が良いか?
・どのような形が良いか などなど
これから、大学生は実現可能な案を絞っていく作業を行っていきます。
今後の巡り坂池がとても楽しみです。
また、ワークショップを行いましたら、ブログを更新していこうと思います。
天籟寺小学校第1回ワークショップ
本日、天籟寺小学校での環境学習WSの第1回目を開催しました。
快晴!とまでは言えませんが、天候にも恵まれ、
予定通り、巡り坂池での開催でした。
1時間目には、小学5年生29名
2時間目には、小学6年生50名と一緒に活動しました。
どちらの学年も、1回目のWSということで、
学習のフィールドである巡り坂池を自由に行動してもらいました。
5年生は
とりあえず「遊んでこいっ」といったような感じで、自由時間をとったのですが、
四つ葉のクローバーを探したり、池をを覗き込んだり、ピーピー豆や草笛を鳴らしたりと、
植物や虫に興味深々!
かなり元気に遊んでいました。
感想文もしっかり書いてくれました。
6年生は
昨年度からWSを重ねていることもあり、
「巡り坂池の良いところ・悪いところ」というテーマで
それぞれがメモを取りながら、自由行動をしました。
巡り坂池は、子供たちの目にどのように映っていたのかな?
これから1年間、
WSを通して子供たちにいろいろなことを考えてほしいと思っています。
そして、私たちも彼らを通してたくさんのことを学びたいと思います。
第2回目は、どんなことをしよう??わくわく